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たぢか
動物病院

福岡県宗像市自由ヶ丘11丁目13-3
0940-32-5880

診察開始 午前 9:30~ / 午後 16:00~

お知らせ獣医師コラム

熱中症対策はお済みですか?

暑い季節がやってきました。
そんな中、当院でも熱中症患者が増えています!

気温や湿度が高くなるこれからの季節、犬も人間と同じように「熱中症」にかかるリスクが高まります。


①高温多湿環境への長時間曝露
②熱放射能の低下(基礎疾患による)
③過度の運動


これらが犬の熱中症を引き起こすとされています。
犬は汗をかけないため、体温調節が苦手です。
アスファルトの上は真夏になると50〜60℃近くまで上昇し、特に日差しの強い日中や車内、風通しの悪い場所はとても危険です。

こんな症状にご注意ください

  • 激しいパンティング(ハァハァという呼吸)
  • よだれが多くなる
  • ぐったりして動かない
  • 嘔吐や下痢
  • 意識がもうろうとする

症状が出たら何をしたら良い?

  • 常温水を動物の体表にかける
  • 常温水で濡らしたタオルを全身に巻きつけ、扇風機で冷やす
  • タオルに巻いた氷、保冷剤を脇、首、股に設置する

⭐️急激な体温低下(冷水やアルコール)は各臓器の障害を引き起こすため推奨されていません。
 これらの処置を30分〜60分かけて実施してください。

⭐️そしてすぐに動物病院へ

日常生活で飼い主さんにお願いしたいこと

動物は、我々人間が想像するよりもはるかに暑さに弱いです。

  • 散歩は早朝や日没後の涼しい時間帯に
  • 暑く感じる前に冷房のスイッチをON
  • 十分な水分を常に用意
  • 日陰や風通しの良い場所で過ごさせる
  • 車内放置は絶対にNG!

特に以下の項目は熱中症のリスク因子とされています

  • 短頭種
  • 肥満
  • 心疾患
  • 呼吸器疾患(気管虚脱など)

該当する動物を飼っている方は特に早めの対策をしましょう。

大切な家族を守るために、日頃からの対策をお願いします。


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